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2010年05月17日

龍馬伝で平井収二郎死す。その死をどう考える?

5月16日放送の龍馬伝では
平井収二郎が死んでしまった。
彼の死はこの時代においてどうとらえるべきか。

現在、故郷の土佐高地では
平井先生として銅像も建立されている。
土佐では歴史に残る志士なのである。


彼は山内容堂公や後藤象二郎から
参政吉田東洋を暗殺した下手人を
白状させる為の拷問を受けた。


瀕死のところで容堂公が
「ゆるしちゃり」
としながら代わりに
「無断で朝廷に取り入った罪」
で断罪したのである。


これにより、収二郎は切腹となった。
当時でも本音では死は嫌なものだ。
誰しも死にたくないだろう。


しかし、当時切腹で死ぬことは
美徳とされていたのだ。
例えば、収二郎が拷問を受け続けたら
そのまま死んでしまっただろう。


自らの手で切腹により死ねたことは
せめてもの救いかとも考えられる。
(実際はとどめに介錯人から首をはねられるのだが)


たとえば、新撰組の近藤勇は
新政府軍に反逆した罪人として捕らえられ
斬首されて川原に首を干された。
罪人であるが故に切腹ではないのだ。


それと、平井収二郎は土佐では下士だ。
ドラマを見ていた方はおわかりだろうが
土佐では下士は侍とはみなされないのだ。


その収二郎が一時の事とはいえ
朝廷に行き、天皇に提案したのである。
これは平井家にとっても栄誉ある事だ。


そうした事などから
平井収二郎は土佐で銅像が建つほどの
評価を得ているのだろう。


まあ、歴史上のコメントはこれくらいにして
死ぬ事は誰しも恐い。必死で?生きようとするものだ。
そんな平井収二郎の最後に手を合わせたい。


南無・・・・・


ところで、いよいよ武市半平太の最期が
近づいてきたようだ。
竜馬がゆくなどで展開をご存知だろうか。


そうでない方は、これからは
岡田以蔵の動きに注目して欲しい。
平井以上に、武市半平太と関係してくるのだ。


しかし、龍馬伝は意識的に
「竜馬がゆく」のストーリーをアレンジしている。
例えば、以蔵が勝海舟を暗殺者から守るために
3人ばかり斬り殺してしまうことがあった。


それを見た勝海舟が
「人をたやすく斬るな」
と説教すると以蔵が
「でも、俺が斬らないと先生が斬られてましたゼ」
と言い返して勝も返す言葉がなかったという。


この勝の書いた本『氷川清話』にもあるエピソードを
龍馬伝では使用しなかったのだ。
オリジナルにこだわる姿勢がいかに強いかを知ることが出来る。


つまり、岡田以蔵の今後の有名なエピソードももしかして
登場しない可能性もある。
いずれにしろ、この後の以蔵からは目が話せない。


佐藤健とも、もうすぐお別れなのだ。



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Posted by ばるびどん at 00:05│Comments(0)龍馬伝
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