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2010年11月16日

土佐藩が龍馬を暗殺?まさかの後藤象二郎黒幕説

坂本龍馬と土佐藩上士後藤象二郎は
協力し合って大政奉還を成し得た関係です。


龍馬伝「土佐の大勝負」の回では容堂公を
説得する龍馬の横で一緒に土下座して
大政奉還を進言した後藤象二郎。


その後藤象二郎が龍馬暗殺の黒幕とは・・・

土佐の参政、吉田東洋が生きていた頃。彼は
坂本龍馬の人間を理解した数少ないひとりでした。
なぜか下士の龍馬に目をかける吉田東洋を見て
龍馬に嫉妬を覚える後藤象二郎がそこにいました。


やがてその吉田東洋が下士から暗殺され、
首謀者として武市半平太は切腹。
後藤象二郎は恩師吉田東洋の恨み、そして
龍馬は武市半平太、岡田以蔵ら仲間の恨み。


互いに恨みを持つ関係となったのですが
龍馬は日本を最優先に考えるので、恨みは捨てる事が
できたのでしょう。


そして後藤象二郎もそんな龍馬の志を聞いて目覚めて
龍馬やそして恨んでいた下士の組織海援隊と協力することに。
龍馬はそんな後藤に大政奉還の考えを話して
薩土盟約、そして土佐藩山内容堂から徳川への建白書提出
と実行に移していくのでした。


大政奉還は後藤象二郎が土佐藩主容堂公を龍馬とつなぐ
パイプを作らねば成功しなかったかもしれないほど、
後藤の役割は大きかったといえるでしょう。


そして大政奉還が成り、新たな時代の幕開けが近づいた時
後藤象二郎の腹の底にあった土佐藩が頭をもたげ・・
あるいは土佐の後藤象二郎の欲が出たと言ってもいいでしょう。


後藤象二郎と言う男が新たな時代で自在に活躍するには
彼に大政奉還船中八策など新たな日本の基礎を教え込んだ
坂本龍馬の存在は邪魔となりました。


ただ、これでは動機はあったとしても龍馬暗殺犯としての
証拠がありません。
実は土佐藩陰謀説には2つの証拠があるのです。


まず暗殺犯が龍馬に斬りつけた際に
「こなくそっ」と叫んだのを中岡慎太郎が聞きました。
これは土佐の一部で使われる訛りと酷似してると言われてます。


そして、龍馬暗殺の知らせを聞いて駆けつけたのは
ほとんどが土佐藩士だったことから
「龍馬が近江屋に居た事を知るのは土佐藩士だけだった」
と言われているのです。


このことから後藤あるいは土佐の重職が仕向けて
土佐藩士に龍馬を襲わせたという説が唱えられました。




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